オールインワンゲルをマッサージクリームとして使うには

オールインワンゲルは、つけるだけで肌ケアを行うことができますが、マッサージを行えば更に効果が高まります。オールインワンゲルの中にはマッサージクリームとして利用することができるものもあり、マッサージをすれば成分の浸透率を高めて隅々まで行き渡らせることもできます。

肌の中には血液やリンパ液が流れており、それらが老廃物や栄養を流しています。流れが滞ると肌細胞の働きが悪くなりますし、ターンオーバーにも影響が出ます。日頃から流れを良くしてコンディションを整えておくことが大切です。マッサージを行えば流れを改善することが可能ですので、ただつけるだけではなくマッサージを行いながら肌を元気にしていくようなケアが行えれば便利です。
実際にマッサージクリームとして利用する際には血流の良いタイミングを選んで行うと効果が高まります。ですから、お風呂上がりのように全身の循環が良くなっている時が最適です。お風呂上がりにはメイクも落とされていますし、毛穴に詰まった皮脂や汚れも綺麗に取り除かれていますので、オールインワンゲルの浸透率も高くなります。そこに血流の改善という好条件が重なれば、含まれる成分の働きをより強く感じられるようになります。

オールインワンジェルのマッサージの手順

オールインワンジェルを手のひらであたためる

まずは洗顔を行って化粧や顔の汚れなどをしっかりと落とし、顔をきれいにしたあとにオールインワンジェルを手に取ります。手のひらを使用してジェルを伸ばしていくと、ジェルが次第に人肌にあたたまってきます。

ジェルがあたたまると感触がやわらかくなってくるのを感じると思います。ジェルがやわらかくなってきたらマッサージの準備は完了です。

ジェルを顔全体に塗って全体をマッサージ

ジェルがやわらかくなってきたところでいよいよ顔全体に優しく塗ります。基本は内側から外側、向きは下から上です。ジェルを顔全体に塗ったら、あごの真ん中から口角を通って小鼻の横から目頭の下までを引き上げるように、少し強めの圧をかけながらジェルを伸ばしていきます。強めの圧といっても跡がつくほどの力を加えてはいけません。気持ちが良いと感じる程度がちょうど良く、肌をこすらないようにすることが大切です。これは顔全体のリフトアップ効果を得るためです。

次は年齢が出やすい目元になります。目の下を左右に流すようにジェルを広げていきましょう。しかし目元は粘膜に近い部分になるため、皮が薄く顔の中でも弱い部分です。強い力を入れないように気をつけて、あくまでジェルをやさしく浸透させるようにします。

次は耳の下から鎖骨に流すように塗ります。左右の耳から首筋を通って鎖骨へリンパを流すようなイメージで行います。デコルテラインをすっきりさせましょう。

乾燥が気になる部分やシワなどが気になる部分があれば、二度付けしましょう。それぞれ気になる部分は人によって違うと思いますので自分にあった個所をケアしましょう。